Prep
セーフティネットと、何よりも先に済ませておくべき修正。
- Save an AE-ready copy でコピーを保存して切り替え。マスターはそのまま
- Convert to RGB。変換したと思い込まず、あとで確認
- Raster effects to 300 ppi で、ライブ効果が拡大縮小しても劣化しない
- Outline text — 名前、非表示・ロックの状態もすべて保持
- 一連の処理を順番に実行する One-click chain
1.0 Illustrator 用の無料パネル
After Effects が読み込むのは .ai ファイルのトップレベルのレイヤーだけで、グループの中身は読み込み時にすべて統合されてしまいます。FrameSmith はその構造を展開し、アートワークをコンポに合わせ、AE でうまくレンダリングされない要素をチェックし、レイヤーごとにクリップ位置の揃ったファイルを 1 つずつ書き出すパネルです。
しくみ
FrameSmith はほかのパネルと同じようにアートボードの横にドッキングします。Audit は何も変更しないので、手を付ける前に確認できます。2 分足らずで全体をご覧ください。
ボタン 1 つで yourfile_AE.ai を保存して、そちらに切り替えます。マスターファイルには一切手を付けません。
読み取り専用。すべてのブロッカーと警告、そして AE が実際に認識するレイヤー数を一覧表示します。
指摘された箇所を直し、グループを平らにし、カンバスを合わせて書き出し。あとは読み込むだけ。
中身のすべて
セーフティネットと、何よりも先に済ませておくべき修正。
これが存在する理由。After Effects はトップレベルのレイヤーしか読み込みません。
001_character_arm_leftアートボードをコンポに合わせ、アートワークをそこに配置します。
読み取り専用。ここではドキュメントは何も変わりません。まずはこのタブから。
トップレベルのレイヤーごとに 1 ファイル。そのままコンポに入れられます。
細部へのこだわり
Illustrator はスクリプトによる一括処理をきれいに取り消せません。そこで最初のボタンでコピーを保存し、開いているドキュメントをそちらに切り替えます。破壊的な処理はすべてコピーの上で行われます。
クリップグループからアートワークを取り出すと、何も言わずにマスクが削除されてしまいます。クリップグループは常にそれ以上分けない単位として扱います。不透明度や描画モードを持つグループも同様です。
新しいレイヤーは常にいちばん上に挿入されるので、展開の計画はスタックの下から上へ組み立てます。Illustrator で見たままが After Effects に届きます。
すべての処理は、読んで保存できるログに記録されます。Illustrator のカラーモードのコマンドが当てにならない場面では、パネルが本当に成功したかを確認し、失敗していればお知らせします。
テキストのアウトライン化はメニュー項目ではなく Illustrator の本物の API で行うので、結果が予測でき、名前や状態も保たれます。メニューコマンドしかない場合は、ごまかさずにそう伝えます。
読むだけ。それだけです。大事なファイルでも、締め切り前でも、コピーを取らずに、何も考えずに実行できます。
インストール
FrameSmith は署名済みなので、ほかの拡張機能と同じようにインストールできます。ターミナルもデバッグモードも不要。macOS でも Windows でも手順は同じです。
署名済みの .zxp ファイル 1 つ、約 42 KB です。
aescripts から無料の ZXP Installer を入手して開き、FrameSmith-1.0.0.zxp をウィンドウにドラッグします。
Illustrator を再起動し、Window → Extensions → FrameSmith を選びます。好きな場所にドッキングしてください。
アップデートする場合は、新しい .zxp を古いものの上からインストールしてください。0.1 から移行する場合は、先に Adobe の CEP extensions フォルダーから古い FrameSmith-for-Illustrator フォルダーを削除してください。
FAQ
1.0 は署名済みなので、ほかの拡張機能と同じように ZXP Installer でインストールできます。ターミナルもデバッグモードも不要です。また、Illustrator 2025 以降で 0.1 のパネルが灰色の空白になる問題も修正しました。Audit タブは読み取り専用なので、どんなファイルでも安心して試せます。それ以外は、まず「Save AE-ready copy」を使ってください。何か壊れたら、ステータスバーに何と表示されたかを教えてください。
はい。同じ技術、同じデザインシステムです。.zxp の中身である CEP 拡張機能で、Illustrator も After Effects とまったく同じ方法で読み込みます。Illustrator にはサードパーティ開発者向けの公開 UXP プラグイン API がまだないため CEP を使っていますが、移行のときが来てもドキュメント処理のコードはそのまま使えるように作ってあります。
macOS と Windows の Illustrator 2024 以降です。昔からあるスクリプト API を使っているので古いバージョンでも動くかもしれませんが、テストはしていません。
Audit タブは読むだけなので、壊すことはありません。Prep、Layers、Canvas の各タブはドキュメントを変更し、Illustrator の取り消しではスクリプトによる一括処理をきれいに元に戻せません。だからこそ、Prep タブの最初のボタンでコピーを保存してそちらに切り替え、ディスク上のオリジナルには手を付けないようにしています。破壊的な処理は、実行前に必ず確認します。
Illustrator には線をアウトライン化するスクリプト API がないため、選択範囲に対してメニューコマンドを実行するしか方法がありません。それでも動きますが、複合パス、線幅プロファイル付きの線、ライブ効果では予測できない動きをします。使いたければボタンはありますが、Audit は黙って適用せずに報告するだけにしています。
それこそがこのペアの狙いです。両者で共通の命名ルールとパレットの同期が次の予定に入っていて、Illustrator 側が After Effects 側ですでに見つけ方のわかる名前を付けるようになります。
はい。無料でダウンロードでき、商用プロジェクトを含め、仕事にも自由に使えます。